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近年の医療技術の著しい進歩・高度化は医療分野の細分化・専門化をもたらしました。こうした時代の流れを背景に湘南記念病院 乳がんセンターは乳腺治療に特化した乳腺外来として2009年に設立されました。

湘南記念病院 乳がんセンター(湘南記念病院)は日本乳癌学会より日本乳癌学会専門医制度認定施設の認定を受けました。

湘南記念病院 乳がんセンター内の様子

診察室は中待合を廃し、患者さまのプライバシーを配慮したつくりになってます。

待合室。ここで診察まで待っていただきます。

待合室に併設された情報資料室。乳がん関連の書籍を用意しておりますのでご自由にご覧ください。

化学療法室。ここで点滴を投薬します。

マンモグラフィ室。2022年に優しい色合いの最新機種を導入しました。乳腺専任の女性技師が担当します。

湘南記念病院 井上俊夫院長より

湘南記念病院では、平成21年1月より湘南記念病院 乳がんセンターを増築しスタートさせました。元横浜医療センターの土井卓子医師を中心に最新の乳がん治療を致しております。

特徴は、横浜市大医学部の協力のもと迅速細胞診断が出来る病理組織検査室を立ち上げ、手術中に転移しやすい脇の下のセンチネルリンパ節の転移の有無を判断し、転移が無ければ必要の無いリンパ節を切除せずに5cmぐらいの最小の傷で手術をすませます。

もちろん乳房と乳頭は残り変形もごくわずかです。最新式のMRI装置を導入し、脳梗塞の診断はもとより微小石灰化より乳がんを生検するマントーム装置と共に微小乳がんの診断に役立てております。乳がんの化学療法もセンター内に専用のリクライニングシートを備えた化学療法室で行っております。

外来診察は予約制で手術も年間200例以上のペースです。 再発やターミナルケアーも積極的に受け入れて温かな対応を心がけ患者さまの体と心が癒され満足していただける治療を目標にしております。

とかく大病院中心の最近の医療の傾向に地方の小病院として日本一の乳がん治療の出来る病院として、また患者さまに感謝していただける心に残る病院を目指して進歩発展させて行きたいと思います。